ハードディスクの論理障害と物理障害

ハードディスクが障害を起こしたときどんな状態なのか、それには二つの場合があります。大きく分けて論理障害と物理障害です。どちらの場合もハードディスク復旧は可能です。
論理障害というのは フォーマットをしなおしたり、ウインドウズの初期化(リカバリー)をすることによって、ハードディスク復旧ができて正常に戻ります、またウインドウズも正常に起動するようになるような状態のことです。つまり、ハードディスク本体そのものが壊れた訳ではなくて、情報ディレクトリが不良になっているか、消えてしまったか、またはシステムが壊れているか、データが何らかのために削除したか、消失してしまっているか、ウィルスによってファイルが壊れた場合などがあります。
もう一つの物理障害というのは、ハードディスク本体そのものが壊れてしまっている場合です。

ハードディスク復旧状態 

障害別のハードディスク復旧状態は、一概にハードディスククラッシュ状態になったと言っても、ハードディスク(HDD)のクラッシュ具合は様々ですが、ハードディスク(HDD)データを記憶しているプラッタ(円盤の形をしている)に傷がついたり、回転させているモーターが故障している場合、データを読み出すヘッドの部分が故障している場合や、データを制御している基盤の部分が故障している時に起こります。このようにハードディスクの故障の状態は、いろいろなケースがありますので、ご自身で勝手に判断する前に、一度ハードディスク復旧の無料相談を受けてみるのも一つの方法です。
ハードディスク復旧の一例です。次のようなエラーメッセージが表示された場合。
「Operating System not found」「Boot from CD : DISK BOOT FAILURE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」
この症状はハードディスク本体が完全にクラッシュしていて、BIOSでハードディスクを認識できていない可能性が高いです。
ほかにもハードディスクにアクティブパーティションがないときや・パーティションが破損しているときにも、同じようなHDDのエラーメッセージが表示されることがあります。

ハードディスクの完全クラッシュ

ハードディスクから異様な音がするってことがあります。例えばカコンカコンというような音ですね、何かが掛けてきたのかと思えるような感じがしてきます。この音が仕出したらとても落ち着いていられませんね。ファイルの読み込みにも相当に時間が掛かってきます、カコンカコンというような音が何度も繰り返して聞こえてきている、ハードディスクがこういう状態になったときは何が起きているのでしょうか。
まず考えられるのが、このハードディスクの完全クラッシュの疑いが強いと思います。ディスクからの読取りに失敗してしまったヘッドが、読み取りを繰り返している音のようです。異音はヘッドがデータ位置を把握出来ず、ストッパー迄動いた時に発生する音だと思います。ですからヘッドクラッシュが起きることによってデータが上手く読めない状態になり、その為に発生する音だと考えられます。
ディスク(円盤)には問題がなくても、駆動部に何らかの問題があって故障したために回転やヘッドの動きに不具合が起きてしまうことがあります。ディスクとヘッドの間はわずかな隙間しかないために、強い振動が加わるとディスクとヘッドが接触します、そのためディスクが損傷することがあるのです。